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海賊対策新法

今日の新聞の社説に、「海賊対策新法の検討作業で、海上自衛隊の武器使用権限の扱いが焦点となっている」とあった。「海賊の取り締まりは、憲法の禁じる武力行使ではない」「武器使用権限を抑制することが、平和国家のあるべき姿だという錯覚に陥ってはなるまい」といっていた。確かに相手は武装し、人を殺傷することを何とも思わずに略奪を繰り返す族(やから)だ。実際に接触したら、正当防衛の場合のみとか、危害を加えないようになどという決め事が隊員を危険にさらすことになるのは必死だ。だからといって、他国と同様の権限を自衛隊に持たせれば、私達が誇りにしている軍を持たない国家はなくなってしまう。

こういう問題に出会うたび、いつも私は悩む。戦争のもたらすとてつもない人類へのダメージや、大切なひとつひとつの命が奪われていく恐怖を知りつつも、国旗を掲げて敵に立ち向かう雄姿に憧れ、その矛盾に心が乱れる。そして最後は考えるのを止めてしまう。これじゃぁ人としてダメダメだなぁ…


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