ペット写真でオリジナルの贈り物

サイトマップ

犬,猫,ペットの写真で上質のオリジナル・グッズ

日本の布

紬 (つむぎ)

紬 紬は、太くて節の多い玉繭やくず繭など質の悪い絹糸を紡いだ紬糸で織られた絹織物です。通常の絹糸は、糸の太さも細く均一であり布の表面には絹独特の光沢がありますが、紬糸は糸の太さもまちまちで紡いだことによる小さなこぶがあります。紬はこの紬糸により空気をいっしょに織り込むため独特の風合いと鈍い光沢を持っています。原料の絹糸の品質を補うように、糸を紡いだり布を織るという人が担うところで高い技術が確立され伝統として受け継がれています。紬は、耐久性に非常に優れていることから古くから大衆の普段着として用いられていました。このため、身分の高い人々は着ることが無く現在でも正装には用いない素材とされています。

上布 (じょうふ)

上布 上布は、上質の芋麻を手で紡いだ糸で織られた麻織物です。かつて、布を税として納めていたころより、布の品質により上布、中布(ちゅうふ)、下布(かふ)という分類で分けられていました。上布とは布が薄く仕上がっている上質の布で、軽く涼しい着物を作ることができます。

三大上布 :能登上布(石川)、越後上布(新潟)、宮古上布(沖縄)

縮 (ちぢみ)

縮 強く撚った絹・木綿・麻などの糸で織ることで独特のしぼ(表面の凹凸)を表現した織物です。このしぼによりサラっとした肌触りと清涼感を感じることができます。縮は、強度が強く涼しい風合いの麻が好まれたため、苧麻から紡いだ糸で織られる上布の産地としばしば符合します。

越後上布と小千谷縮、能登上布と能登縮時代とともに日本各地で絹織物が盛んになり麻から次第に絹へと変化したことで絹の縮や木綿の縮なども盛んになりました。

縞 (しま)

縞 縞は、多色の糸を使って伝統的な縦縞・横縞の柄を表現した織物で、素材には絹・木綿・麻などがあります。縦縞と横縞を組み合わせることで格子柄を表現します。その形や色により縞にもさまざまな柄があります。二本の太縞(親)に挟まれた二本の細縞(子)によって表現される「親子縞」

四本の細縞(子)が一本の太縞(親)を挟んで表現される「孝行縞」

同色の濃淡の縞によって新鮮な鰹の腹を表現した「鰹縞」

黒と白の2色で幅の広い縞が鯨のからだに似ていることから「くじら模様」と呼びます。弔事に使われるくじら模様の幕をくじら幕と呼びます。

絣 (かすり)

絣 絣は、かすったような意匠で幾何学模様を表現した織物で、素材には絹・木綿・麻などがあります。

絣はその製法により2つに大別され、染色された糸で平織することで絣の文様を表現するものを織絣とよび、白生地に捺染をして絣の模様を表現するものを染絣とよびます。

絣の文様が細かいほど高い技術を必要とします。高級な紬の中には絣の文様が微細に仕上げられているためまるで染め織物に見間違うものまであります。

絣の文様には、十字絣、亀甲絣、井桁絣、蚊絣、絵絣、などがあります。


つむぎ和:「日本の布」のトラックバックURL:

コメントをどうぞ