昨日、裁判員制度のモデルケースともなる殺害事件の判決が出た。新聞のコラムに、法廷で裁判員が残酷な場面に立ち会うことの嫌悪感を表している記者がいた。彼は映画の流血場面ですら苦手とのこと。「市民の社会常識をプロの裁判官が自前で身につけてくれさえすれば、…(こんなことにはならない)…アマの手を煩わせないと職務が全うできないプロとは何なのさ」と言っている。裁判員制度に戸惑う市民の、正に本音だ。裁判員となったあかつきには、流血場面どころか、精神の闇を垣間見、人間とはという深い懐疑心にとらわれることになるかもしれない。
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